まず下の写真はケレン清掃やFRP防水の表層を研磨して新しい層を出します。その後清掃してアセトンなどで拭きます。
右の写真は次に層間プライマー塗布します。接着剤です。
層間プライマーが乾いたらガラスのマットを樹脂を使ってローラーで貼ってエアーを抜きながら下地になじませます。
1時間ほどで乾きますから次に樹脂をたっぷり塗って防水層の厚みをまします。
次に1時間ほどで乾きますから凸凹をなくす為サンダーで平らに削ってトップコートを塗って仕上がりです。
ちょっと写真では分かりずらいですが、中央部がこぶし大で膨れています。この写真は施工中のケースですが、長年住まわれた住居のベランダでもFRP防水の膨れは容易に修理可能です。
FRP防水層を削ったら清掃をしっかりしてからプライマー(接着剤)を塗ります。
プライマーが乾いたら既存の防水層と平らになるようパテを塗ります。
次にガラスのマットをひいて樹脂を塗ります。マットを貼ったらエアーを抜いて乾きを待って乾いたらサンダーで平らにします。
FRP防水のトップコートの塗り替えのお勧め
トップコート塗り替えのお勧め(トップコートとは防水層の1番上の塗装材です。)
屋上やバルコニーに施してあるFRP防水は経年によって劣化します。ですから定期的な塗り替えが必要です。
定期的(5年毎)を目安に防水層の保護材いわゆるトップコートを塗り替えることによりFRP防水層を保護する事が出来ます。
新築の時に保証書等を受け取っておられましたらちょっと見てみてください。大抵の保証書には4.5年毎にトップコートの塗り替えを
有償にてお願いしますと書いてあると思います。又最近では、メーカーさんも色々新商品を開発しております。アイカ工業さんでは断熱効果の高い高反射率トップコート等も新発売しておられます。定期的にメンテをすることはとても大事ですので是非ご関心のあるお客様はご相談ください。
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